以前。
長野の前監督さんの、ゲーム後インタビュウを、読んでみたことがあって。
そこには、〈どっちに転んでもおかしくない、勝てたゲームだった〉という表現が出てきて、
あぁ、なるほどね、と思った。
たまたま、それが、負け試合後の発言だったから、
なにかと理屈過多の北信ファンの心情を、いたずらに刺激したのかも知れないが、
けれど。
3部リーグの場合は特に、
すべてのゲームが、どっちが勝ってもおかしくない、という様相は、これはもう否定のしようがない事実。
やたらと、人とボールが落ち着かなく動く。
プレイが、不正確、不安定。
で、技量と連携が低レヴェルのために、ボールがどっちに転がるかわからない、っていうシーンが多々。
枠内に飛ばせないシュート。
……あげたら切りがない理由で、ゲームコントロールに不確実性が高いのだ。
言いかえると、あぁ、こりぁあ、10回やって、勝てるのが せいぜい2回、といった相手は、このリーグには不在だから、お互い、やってみないとわからん、がホンネだろう。
だからこそ、交代カードに明確な意思とアクセントを込めて、
ゲームを、こっちにたぐり寄せる手腕が、求められる。
山雅が結果を残しているのは、ほぼ、交代に強いメッセージ性が込められているゲーム。
だから、我流でいくにせよ、それを、90分間後ろあがりで強化できる交代策を切に願います。
メンツは、怪我から復調しつつあるから、
使えるカードと採用可な布陣は、前半戦(5/13) に比べれば、段違いに豊富、ではありませんか。
では。