4年目の3部リーグを戦う、FC岐阜の現在地とは?
ざっくり言ってしまうと、
前節対戦した宮崎(チーム)に、かなりの強度(インテンシティ)をプラスし (ファールは多い)、
さらに、得点と失点が、山雅のそれよりは、おのおの10点ほど少ない中で、切り盛りしているチーム。
つまり、攻撃においては、チャンスを確実にモノにし、そして、堅く守る、これが身上らしい。
サイド、特に、左がアクティブで、ボールを保持して攻めたいサッカー。
あとは、ヴェテランを効果的に配したい、そんな意思を感じます。
それでもって、岐阜首脳陣さまは、多分、十中八九、
山雅は、大歓声を背に、最近のサッカーをひたすら追求する、と予想なさるだろう。
だから、ボール保持の意思は曲げないものの、
山雅による前線からの追い込みに対しては、その頭上を越えるような中途半端なハイボールを、多用するだろう。
相手の強いファーストディフェンスを逆手にとって、前傾姿勢をスカすことで、その裏を獲りたいわけだ。
岐阜フォーワードに、ロングボールを収めるタレントがいるのかはよく知らんが、
だとすれば、山雅は、競り合いに負けずに、その多くを回収し、
即、反転、前方へ進むこと、それをひたすら繰り返すことに徹するしかない。
おあいことして、岐阜の守備が整わない間に、相手よりも数倍は速いロングボールや、縦のロングパスを使うのも、良し。
どれほど、ボランチのところで岐阜のボール扱いを阻止、窮屈にできるか?、それが、大きな勝機の分かれめでありましょうし、
相手のサイド攻撃は、これを、とことんタッチライン沿いに追い出しつつ、
ペナルティエリア外縁に、斜めに入ってくるでろう3人目を自由させないこと。
なんだかんだ言って、90数分の最後まで、岐阜さんを上まわって、振り切って走りまわること、これが大前提ですが、
できる、と思いますよ。
では。