先制されるも、
85分、コーナーキックからの跳ね返りを、村越 凱光が押し込んで、同点。
終盤は攻め続けたが、1 – 1 のドローで、タイムアップ。
勝てなくて半ば残念、でも、敗けなくて半ば安堵、そんなゲームでした。
スタジアムに入ってから、スタメンを知り、
そこに、山口 一真の名がなかったので少々がっかりしたのが真情。
ですが、楽しみに、次なる機会を待つ、といたしましょう。
さて。
阪野 豊史に先制弾をくらった直後、
― (ディフェンダーの) 常田が、シュートコースの左を切っているのに、どうして、村山は、左方へ体重移動するのよ、あれ、ニア(右) をケアすべき。
右に重心を傾けて待てば、阻止できたのに!!,、と僕。
すると、横で観戦していた家人は、
― あれ、完全にオフサイドでしょう!!、と声を上げた。
阪野にアシストしたのはヴィ二シウスだったけれど、
そのヴィ二シウスの、(ボールが出た瞬間の) 位置がオフサイド、というご指摘。
あとで、ハイライト動画をみると、
ボールがヴィ二シウスに入る前後の瞬間が、ストップモーションで編集してある。
過ちをば、無言で(露骨に) 訴えるために、メディアがよくやる趣向です。
でも、村山の位置取り(ミス)にせよ、オフサイドとジャッジされなかった事案(誤審)にせよ、
要は、もう一点獲れなかったことが、勝敗を決定づけた、とすべきであって、
たとえ、不都合が明らかであっても、それを、未練タラタラこだわっていてどうする。
誤審に苦しむ、と言ったところで、VARで取り沙汰されないリーグでやっているのは、
自分で蒔いたタネを刈っているに過ぎないのだから。
(誤審については、ビジネスライクに、クラブがJリーグに抗議すべきではありましょう、今後、少なくともアルウィンで、おかしな笛が吹かれないためにも)
……、僕が感動しているのは、
アルウィンに通うこと10年にもなると、
市井に、フツーにお住まいのご婦人がですよ、
瞬時にオフサイドを直感するようになること、
その淡々なる事実でありまして、
街にサッカーが根づくとは、こういった感想や発言が日常茶飯となることだろうな。
と、妙に感慨深いゲーム翌日なんです。
では。