もともと、富山は、やりにくい相手だった感があれど。
直近の2ゲームは、〈ヤラレタ〉感がかなり鮮烈。
だから、気合いで勝てるほど、サッカーは簡単でもないが、
たとえ虚勢であっても、気合いを入れたくはなる心情。
同じチームに 3連敗はないだろう、ってココロで。
さて。
ここまで、累計ゴール数は、ともに 35 で、リーグ 1位タイ。
シュート数は、山雅14 本(ゲーム平均)、富山 11本。
なので、富山は、(山雅にくらべ) より少ないシュートでもって得点する。
双方、ボール保持にこだわらない、そして、カウンター攻撃は、どちらかといえばロング。
して、富山は、システム 4 – 4 – 2 の一択。
……、となれば、山雅からすると、
お互いが、一対一のところでガツン! とぶつかり、中盤で、ボール奪取にあくせく、そんな展開に持ち込めれば、チャンスは多そう。
また、前線から富山最終ラインを追いかければ、
センターバックの今瀬、林堂あたりが、山雅ディフェンスラインの後方スペースへとボールを蹴り出すだろう。
で、これをかならず手に入れて反攻、でもいいんですけどね。
陣形をば、縦に間延びさせないで、速攻、遅攻を繰り返す。
ここ数試合で披歴している攻撃圧、すなわち、いまのメンツによる〈旬〉を表現することで、富山のセンターバックをいかに疲れさせるかが、ポイントと考えます。
センターバックの安定が、まづあって、
右サイドは、藤谷、安永の、右左は、下川と滝の絡み、
そこへ菊井が縫うように入り込み起点となり、フォワードで完結するような、
緩急つけた魅惑のスタイルで、富山サッカーを置き去りにする。
〈とにかく結果論者〉には歓迎されそうにないけれど、
やはり僕は、ワクワクするサッカーを見せてもらうためアルウィンに行く派、です。
では。