ゲームに入ってから、20分ほどかかってしまった、という感じでしょうか?
0 – 1 の敗戦。
先制されたのを挽回できずに、そのままタイムアップ。
自分流儀でやろうが、割り切って対策的に相手につきあおうが、山雅が、ゲームをまっとうするには、強度(インテンシティ)とスピード、これを忘れてしまうと、ひ弱さが露呈してしまう、といった教訓が得られたゲームでした。
開始早々から、盛岡はアクセル全開で、前へ前へと来て、左サイドをフル活用、
それが実ったのが、左からのクロスに飛び込んだ、16分のゴール。
マジメでなかったわけでは決してないが、相手の勢いを断ち切れずに、20分ほど手こずる間の失点。
その後は、交代策もすばやく、テコ入れも奏功、
ゲームの8割方は、ボールを動かして攻勢に出るものの、ペナルティーエリア近辺を、ガッチリと守備陣形で固められると、それを崩すのに苦労して、
シュートに持っていけるような、オープンスペースを創り出す工夫に足りなかった。
たとえば、前半46分。
常田が振り向いて打ったシュート(枠外)などは、決めたい気持ちがわかるんですが、あれは、ゴールに向けった体勢の榎本にバックパスすれば、もっと有効なシュートチャンスだった、と思います。
つまり、スペースをつくっておいて、良い体勢で打てるプレイヤーに打たせる、といった連携があるべきで、
今後、守備を固めて逃げ切りをはかる相手とやる場面では、絶対必要な要素。
……15節までやって、
❶強度と守功反復のスピード
❷人数がそろった相手守備をどうやって崩すのか
……これが、課題として残り続けました。
特に、❷は、ボールを握るサッカーをやりたければ、避けて通れない。
では。