快勝、みたいな書きようで、メディアも煽るだろうし、
見栄えするスコア(2 – 0)で勝ってしまったので、
変な勘違いが、山雅界隈に生まれやしないか?、が前回投稿の結語でした。
ソネさんから、これと似かよった話を聞いたのが、月曜日。
― どうして、アウェイだと、のびのびとやれるんでしょうかねぇ?
たとえば、ひんぱんな嘆息とか、最終ラインでのボール組立て(バックパス)に不満を表明する、といったホームの雰囲気だと、プレイヤーが委縮してしまうんじゃあないか、って声を聞いたことありますよ。
なるほどね。
チームの変化、変容を容認できない気分が心の奥にあるから、眼前でミスや失点を見せられると、そこばかりを責めてしまう?
ゲームやプレイに関し、個人がどう感じようがかまわないが、スタジアム全体に負の評価が満ち満ちる、ってのはどうもねぇ。
以前、書いたとおり、
負けはしたが、チームとしてかなりの進化を魅せていた鹿児島戦での、南ゴール裏からの盛大なBOO。
あれは、やり場のないフラストレーションを安易に、結託してぶつけただけの大人げない行為であったから、僕は否定する。
ついに、サポーターのほうからワンソウルに亀裂を入れた日、になった。
長野戦でやって味をしめたんだろうが、ふたつのゲームは、質として決定的に違う。
(その長野戦にしても、苦しいチーム事情による切羽詰まったやり繰りがあったはず)
同伴するならば、よくゲームを観ることです。
子が宿題に苦しんでいるのなら、励ましてポジティブに見守る。
そう、ありたい。
複数得点でようやくセーフティ、といった現実はあるにせよ、1 – 0 やタイスコアの時、終盤80分になっても、更に得点を狙いにいくのが、今の山雅。
実際、今治戦89分の、2得点目のシーン。
常田が頭でボールをフィードしようとした瞬間、
小松ばかりではなくて、橋内、篠原、渡邉のすべてが、ゴールに向かって動き出していた。
かなり象徴的なシーンではないでしょうか。
では。