割りきって,公約を守る(2023.6.11FC今治戦レビュウ❶)

遠くアウェイの地で、2 – 0 の 勝利。

現地参戦のファン&サポーターの皆様、お疲れさま、ご無事な帰還をお祈りします。

ファン&サポーターは実際、(ゲーム)結果に責任を負うことなく、けれど、熱く共闘するのが責任みたいなもんだから、

チームが、いちいち周囲(ファン&サポーターなど)の意向に振り回されてどうする?、と僕は思っている。

そういう視点から診ると、さいわいにして山雅はずっと、(BOOや批判とかの)雑音に囚われることもなく、自分流儀のサッカーを究める過程で、今回は、

今治相手に、複数得点、無失点でゲームを締めたイレブンを、心底、称賛したい。

ふたつの得点後、それぞれのセレブレーションの姿に、チームとしてやりたいことが活き活きと表出されていましたね。

でき得る限り、自分のゴールから遠い場所へボールを蹴り出す、といった割り切り。

これは、相模原戦でもやっていた、その延長ですが、

今節は、さらに、コレクティブな守備が深まっていたことが目を惹きました。

たとえば、人数をかけて、でき得る限り相手のドリブルやシュートコースを限定する、といった点。

霜田さんの口からは、山雅の伝統である堅守、とかいったことは、正直、聞きたくはない。

(攻守のチャンスが頻繁に交互するサッカーで) 点を取られても、それ以上に獲って勝つ、を常に追求してもらいたいけれど、

今節はとにかく、公約である複数得点と、失点1以下を達成できたんだから、

素直に喜んで、一週間を始めることにいたしましょう、ファン&サポーター諸氏よ。

では。