【コラム】山雅,今の基調 (鹿児島戦プレビュウの序)

プレビュウ(本論)は、明日リリースしますが、その前に確認したいこと。

第9節 対長野戦、先発のうち、橋内とパウリ―ニョのふたりをのぞいた、

残りのフィールドプレイヤー8人の、平均年齢(シーズン開始時)は、

24.4 歳でありました。

他クラブと比すれば、プレイヤー年俸の合算は、あきらかに多額

とは言え、(昨季のどこかで指摘したことはありますけれど)

3部リーグの2シーズン目を通過するなか、

チーム編成に、それなりの緊縮財政を強いていることが、こんなところにも表われている、と思います。

もちろん、それを言い訳にできないのは、今季射程に入れている目標からすれば当たり前のことですが、

ひとつだけ言っておくと、

山雅ウオッチャーとしてみづからを、

思い入れのデジャブ(既視)幻想から解き放っておかないと、いまのチームをまっとう、かつ真正面から評価できないのでは?

つまりは、大卒プラス2年目くらいのプレイヤーを主軸にして、この先もリーグを闘い抜く、ってこと。

その様態だけをながめてみれば、3部リーグの中でどんぐりの背比べ、なんです。

(なおかつ、ロングボール抛り込みのパワープレイは本来やらない、というサッカーを志向する)

で、問題は、このことが、ファン&サポーターの胸に落ちているのかどうか?

過去をひきずるあまりの、かつてはそうだったから、といった要求は、もはや、ないものねだりです。

では。