渇望、そして妄想。

国道20号線が塩嶺峠へと向かい、いよいよ上りがきつくなるあたりに、小坂田公園が在る。

ここに、新しく天然芝サッカー場を整備して、山雅のクラブハウスも併設された。

今後、定期的に? 山雅がトレーニング拠点として使用する。

で、その御披露目をかねて、5月21日、

vsマルヤス岡崎(JFL参戦) の、トレーニングマッチがおこなわれた。

リーグ戦が一週空いた日曜日、という日程取りだったこともあって、

山雅ロスを癒したい欲求も多くあったんだろう、1,000人をはるかに越える観衆がつめかけたらしい。

山雅に対する渇望が、これだけの人々を動かすのに、ふだん慣れっこになってしまった僕たちだが、

これ、やっぱり、尋常ならざる偏愛を受ける山雅、と受け取らねば。

で、練習試合のメンツについて、チームとしては、極力その詳細を秘匿したい感がありますね。

天皇杯、つづく第10節と、萬年視点からすると、かなり変則的、要は、本来的でない先発陣のやりくりが続く中、

それは、単なる特定チーム(長野とか)対策といった単純なことでなく、もっと根深い苦境、

違う表現をすれば、階段の踊り場的な停滞、という印象を受ける。

どうも、28日のレギュラーに関する青写真は既にほぼ固まっていて、

トレーニングマッチの先発は、当確線上、あるいは、登録に向けてプレイの出来を確認したいプレイヤーであったのか?

28日午前10:00、スタメンを覗くのがかなりしんどいのは、僕だけではないはず。

では。