パイオニアこそ,彼ら。

3部リーグにあって、いままでにない新しいサッカーに取り組んでいるトップチームはさておいて、

今の山雅で、未知の領域に挑む〈旬〉は、やはり、

〈松本山雅FC レディース〉、ということになろうか。

中学生年代の、レディースU – 15 は、5年の年月をかけて、北信越エリアでは、いまや、トップツーの一角(2022季第2位) を占めるまでになった。

(以前より萬年が指摘して来た) では、その中学生たちが高校生時代を通過し、さらに成年になる時、その受け皿をどうするのか?、という課題。

地域で一旦ことを起こしたら、その先の責任まで持たねばならぬのが、山雅。

その解決策として、今季、山雅レディースを発足させた、と考える。

(ここらの事情は、5/3のマッチデイプログラムに特集が組まれているから、ご高覧下さい)

それなりの準備はしてのことだろうが、既に〈北信越女子リーグ〉に参戦中。

正式なメンバーは、9人。

まるで、1974年頃の、池田高校(徳島県) みたいに。

で、不足分は、U – 15のプレイヤー(中学生)を転用、補充して闘っているのか。

星取表をみると、大量失点 (対リリーウルフ 0 – 7) のゲームがあったりするが、

その技量と、経験の差から、これからも苦戦が、いくらでもあり得るだろう。

が、そんなのは、もちろん想定内のはずだ。

大切なのは、松本の街を本拠に、前人未到の道を拓くこと。

というわけで今後、監督としてチームを率いる小林 陽介氏の采配に大いに注目しなければなりません。

では。