ゲーム終了の直後。
篠ノ井駅行のシャトルバス乗り場に向かって歩いていると、
(自宅でおそらくはDAZN観戦の) 息子から、電話が、相方のスマフォに入った。
かなりお怒りの様子だったから、切り際には、おいおい、家族に当たり散らすなよな、とご忠告申し上げのだが、
その要旨……、
❶何をやろうとしているのか、不明なサッカー。
❷縦パスが入った時の絶望的な判断の遅さに象徴的な、その都度考えてのプレイ。
❸2失点目に至る(サイドでの)マークの受け渡しなど、とてもプロとは思えないほどズサン。霜田さん、守備面全然見ていないんじゃあないか?
……、おおかたその通りなんだろうな、と思います。
長野は、普段から突き詰めているだろうサッカーを、忠実に遂行しただけ。
つまりは、主にサイドを起点としたカウンター攻撃、宮阪によるセットプレイの妙味、反則ポイントリーグ最多レベルの、激しい当たり(犯した反則20以上)など。
前節、いわてグルージャ戦、内容では、7割方優位を獲られても、4 – 1 で勝ち抜くサッカーであることが納得できる。
対し、我が山雅のほうが、自分流儀を遂行するにおいて、ミゴトにお粗末だった。
こうなると、前節対FC大阪戦の勝利も、偶然と菊井悠介の個人技だけによるものだったことが、証明された。
だから、これで、実質4連敗。
要は、沼津戦以降の、自己スタイル表出における急降下曲線、ここにフォーカスしないと、なんにも始まらないではないか。
では。