少々奢れ (長野戦プレビュウ ❶)

南長野スタジアムの、ホーム自由席。

そこは、アウェイカラーやグッズを身につけての占有はご勘弁、とのルールなんであって、

アウェイチームと一体化した応援、声援をダメとしていないから、今年も、そこでいいや、と思っていた。

が、娘が気を利かしてくれて、メインスタンドのアウェイ席を獲ってくれたので、少々奢って、今回は、そこで観戦です。
(発売開始10分で、アウェイ側は、完売だったらしい)

指定とあれば、もはや待ち時間に汲々することもなく、長野駅前に駐車して、(駅そばでもいただき) そこから、篠ノ井駅へ移動、その先は、シャトルバスを使おう。

座席とアクセスをまづは心配しなければならぬ、とはなんとも鬱陶しいが、
それを確保してはじめて、ゲーム内容に気が及ぶ。

〈守功一体、 高強度サッカーをやり切れ〉

対沼津戦は、相手のポゼッションをそこそこ抑えたものの、攻撃の起点に巧くフタをされ、最終ラインのビルドアップを窮屈にされた結果、持ち味の〈強圧〉に欠けた。

ここらから、対戦相手がよく研究してきていて、難しい戦いを強いられている。

だから、このゲームが格別にどうこう、というよりも、今季チャレンジしているサッカーを取り戻すことこそ、大切。

今節は特に、強度にフォーカスしないと、なかなか難しい展開になりそう。

何故か?

長野パルセイロは、カウンター攻撃を基調としたスタイルなので、

その攻撃スイッチを、(アバウトな)セカンドボールの奪取や、相手のパスカットをすることで入れる。

天皇杯県予選では、(ジャッジの妥当性はともかく)、長野にイエローカードが4枚ほど出たはず。

つまりは、ボールやボールホルダーへの寄せが鋭く、激しい。

となれば、山雅流の、高強度サッカーを究めるためには、長野は、絶好の対戦相手なのだ。

前線からの追い込みはもちろん、強固な中盤を形成して前へ前へと向かおう。

では。