季節の憶え、アヤメ開花。画像は、カタクリ。
唯我独尊 = 自分だけがすぐれている、という姿勢。
こういうのは、時に、疎ましくなります。
― 俺っちのやってることは正当で、悪いのは皆、レフェリーが、環境が。
パルセイロの指揮官が、新奇な外来種にカブレてしまう内陸のサポーターを巧くあおり、あしらうのは、多分に計算した演出だろうから、
それは、第10節のお楽しみに取っておくとして、
相手があるゲームとなれば、それなりの対処を採ることはあれども、
今はとにかく、新・山雅スタイルの、強度と練達を上げることに傾注すべきで、
なるべき自分ありきが最優先、で良い。
ボール保持についても、だ。
そういう意味で、リーグ戦の空いた週末、テストマッチを連日組んで、(おそらくは)チーム総動員でプレイヤーを試す、そういった勤勉は、大いに評価します。
あとは、強いメッセージを交代に込めつつ、リフレッシュしてゲームの締めへと加速する。
逆に言えば、交代枠を残す選択肢だって、あるはず。
さて、富山(対策)。
データからすると、ガチガチな守備を誇ってはいないが、要所を抑える、って感じか。
セットプレイからの失点が、総失点の 46%を占めるのが目立つ。
よって、山雅はきっと、コーナーキックをデザインしてくると、予想。
攻撃面では、ゲーム平均の得点は 2で、山雅と同点で 1位。
ところが、ペナルティエリア、敵陣深く(ゴール前30m)への侵入回数は、リーグ最下位レベル。
つまり、数少ない攻撃チャンスをモノにするやり方に長けているのです。
特に、こっちが反転攻撃に曝された場合、つかず離れず並走するような、中途半端なマークは、くれぐれも禁物。
相手の決定機は、キチンと目を摘め。
思うに、富山は、沼津戦の苦戦(山雅の)をヒントにして、
我らがセンターバックを、高い位置から追い込んでくるだろうから、それを想定したうえで、中盤のところで交わして前へ。
では。