きっと、感性が古式なせいなのだ。
前日になると、今年はどんな趣向でいこうか?、などと思案する 4月1日。
で、ことしのは、これ。
朝、居間に入っていくと、寝起きの家人に向かい、間髪を入れず、
― ロシアが撤退する、ってさ。
なんとも言えぬ反応ではあったから、
― 今年のは、願望をウソにしてみたわけ。
とうそぶいたんだが、不謹慎の誹りもなかったので、ホッとする。
要は、不埒な侵略をネタにしているという意味では、辛い。
その前々日、『シンドラーズ リスト』を再び観て、大泣きしたという御仁でもあらせられるので、この嘘は、けっこう効いたのかも知れない。
人間のココロとは不思議なもので、悲しい時に悲しい歌が要るわけでなく、楽しい時に嬉しい歌を求めるわけでなく。
ジョー氏から奨められた森田 童子の曲は、先日ご紹介した他にもうひとつあるから、ここで引用しておきます。
もちろん、今日の話題とは、なんの脈絡もありません。
では。