悲しき恋のはずなのに 『SUKIYAKI』

上を向いて歩こう、という日本語題名がある。

けれど、ここでは、SUKIYAKI

国境を越えて愛唱される魅力が在るらしいのだ。

それがなんなのか?、僕には、正直わかりませんけどね。

失恋の唄。

かつての嬉しい日々を、今は、泣きながら歩いては、星空を仰いで想い出す。

鼻濁音が、これほど耳に心地良いのは、この国ではもはや、かような発音が稀になってしまった、ということなんでしょう。

(ただし、あまりに鼻に抜くような歌唱法が、作詞者(永 六輔)の激怒を買ったとか)

 

では。