強い、が三度。

株式会社 松本山雅社長の、新年の挨拶を読む。

トップチームの形容詞として、〈強い〉が3回使われ、そういうチームを目指すらしい。

別の言い方だと、勝ちにこだわる(勝利の確率が高い)チーム、と戦略。

で、その際立った面影(スタイル) は、ハードワークと規律性、ということか。

経営トップであるなら、この程度の表現でいい、とは思うので、言葉尻を捕らえてどうこう言うつもりは毛頭ない。

ただ、もしも、トップチームの在り方を変えなくちゃあならない、と考えるならば、

山雅のサッカーについては、常に、発信と受容のふたつの側面からみていく視点を落としてはマヅイだろうな、とは思っている。

たとえば、そのサッカーに期待されるであろうとある、ハードワークと規律性なんだけれど、

❶チーム(発信者)としては、Jリーグで伍していくために、技量不足をそのふたつで補わなければならなかった必要性が時代的に、かつて存在した。

❷多世代からなるファン&サポーター(受容者)からすると、ハードワークと規律を守る姿勢は、観ていて、最もわかりやすい献身性ではある。

あくまで、この❶と❷をキチンと踏まえた上で、現有技量をみつつ、そのスタイルと戦略に落とし込んでいくのが、リーグ戦における勝ち負けをコントロールすべきプロチームだと思うんです。

ま、そこからは、現場の仕事なんでしょうが。

では。