アルウィンの長野戦チケットが完売しない (10/26現在) のをもって、
〈山雅〉がいまだ地域に根付いてはいない、というSNS上の論調に接し、
ご本人は、さもわかったような気になって言っているんだろうが、なんとまぁ、粗くて、かつ、浅薄な頭脳なんだろうと、笑ってしまった。
そもそも、〈地域に根付く山雅〉といった常套文句を使ってしまう発想が、まづ痛い。
これ、よく考えもしないライターが使いたがる、サッカー不毛の地、といった口上と同様な、その根拠を示さない紋切り型思考であって、こういうのを鵜呑みにしてしまうアタマが、
サッカー熱、イコール、チケット完売、といった乱暴な等式に飛びつきたがるんですな。
メディアで食っていれば、記事売上げのためには、使い古しの盛った表現もやるだろうけれど、素人が軽々にやると、かえって、底が知れてしまう。
松本の街に根付いているかどうか?、をここでいちいち議論をするつもりもないし、チケット完売に一喜一憂するわけでもない。
ただ、この際、ただひとつだけ言わせてもらえば、
普段ならせいぜい 2,000人前後の集客を持つ南長野のスタジアムが、
あの5月15日には、13.000人の観客で埋まった事実。
これを、どう診るのか?
まづは、そこを解明してから、地域への定着云々を口にすべきでありませんかね?、頼んますぜ。
では。