またもや、2 – 1 の逆転勝利。(今度はアウェイで)
仕事から帰宅したら、ゲームは、既に、前半40分にさしかかる頃。
DAZNで映し出される山雅のプレイには焦りの色も無かったので、これは、後半いけるかなぁ、といった印象ではありました。
画面で観る限りなので、あまり確定的に言えませんが、今治は、やはり、4 – 3 – 3 で来たんでしょうか。
こっちの3バックに、同数のフォワードで向かってくるやり方を凌ぎ切れなかった被決定機が 2回あって、そのうちのひとつで、先制されました。
あれは、ビクトルのオウンゴールのような格好になってしまい、チト不運でしたけど、今治としては狙い的中で、してやったりだったでしょうね。
ところが、あれだけ攻撃的に前方を目指すところに、同時に、脆さが存在してしまうのもサッカーでありまして、いわゆる、光あればそこに陰がつきまとう、ってやつ。
よほど当方のセンターバックの裏に魅力があったのか?、基底部からのロングボールを多用したのは今治。
ひょんなことからボールが前に出ると、チャンスが生まれる反面、
その陣形が間延びしてるんで、特に、中盤にスペースが生まれ、そこを、コンパクトな態勢を採り続けた山雅に、自由に使われてしまった。
セカンドボールも含め、中盤に転がったボールは、ほとんどこちらがモノにできていたんではないか。
小松らの前線が降りて来てのボールさばきにも余裕がありましたから。
で、グッと陣形を押し上げて、かつサイドへの出し入れを活発に使っての、たとえば、20分前後で魅せた波状攻撃は、山雅としてのひとつの完成形でしょう。
もちろん、随所に現われる個の技量、手腕においては、山雅のほうに分がある、という現実はあるにせよ、です。
急な勾配の観客席は満員御礼で、4,000人弱。
となれば、スタジアムの刷新も必要なんでありましょうが、このゲームの重要性、見応えの期待を感じた人々がこれほど集まる、という今治の可能性は大いに感じました。
それにしても、現地参戦(400名とか) の山雅ファミリーには心から感謝申し上げます。
では。