〈現時点での皮算用〉
リーグ戦も、ほぼ3分の1 を終えた。
現在、第3位 (順位)、勝ち点 22。
上手くスタートして、手堅くここまでやって来られたのではないか?、と安堵しきり。
指揮官が、鳥取戦を、今季最低最悪の出来、と評しているらしいが、そういう言葉が、11回目にようやく出てくる、ってのは、救いのある闘いをして来ている、ということだろう。
このペースでいけば、どこかが突出して独走しない限りは、昇格を射程に入れて進める。
(ゲーム平均勝ち点2 が昇格ライン、と診てます)
さて、前半戦の、残る対戦は、6つ。
その中には、勝ち点3 以内で競っている、いわき、藤枝、福島、富山とのゲームがあり、かつまた、地力有する 石丸愛媛もかぁ……。
(いつのまにやら、6/11に戦う藤枝が、すぐ下4位、勝ち点2 差まで詰めてきた)
推奨勝ち点ペースからいうと、6ゲームで、せいぜい落とせる(敗戦)のは、ひとつ……か。
これ、けっこう厳しい。
だから、これからの梅雨期6月は、ひとつの正念場、と思って暮らしましょう。
〈なんとか 格好はついて来た〉
昨季の憂愁、迷いからまったく抜け出た、とまでは言わないが、
ルーキー、準新卒、ユース育ちなどの若年層を戦力化することにおいては結果を出せている、と評価しよう。
こうなるには地道な10年近い育成と我慢があったわけで、鳥取戦では、ホームグロウンのプレイヤーが、ようやく4人、ピッチに立てた。
特に、ディフェンス陣については、ここ2年、過渡期(世代出し入れ) の苦悩にあったけれど、なんとか最下辺からは 脱却かな?
そこへもって来て、中堅(25~28歳)が、きっちりと率先力を発揮、プラス、30歳超えの習熟と経験を、場面場面で注入していく……、そういうチーム像が浮かび上がった。
なんとかして、これが結実したところを観たい。
現監督の就任満一年の節目、これを、チームの脱皮と呼ぼうが、変身と言おうがかまわないが、明確なひとつの成果だ。
プレイヤーには苛酷なんだろうけれど、より厳しいポジション獲りが展開されることを望む。
そういった競争や環境を、遠慮せずにチームに課せる指導者であること、これが、現監督の、際立つ存在感を醸している。
それゆえに、名波氏は相当に孤独だろう、とは察するけれど。
では。