天皇杯の,能天気 (ジュビロ磐田と二回戦)

もちろん、暢気なのは、萬年ひとりに限ったことであって、誠に申し訳のないことです。

前 貴之キャプテンの言うとおり、チームはあくまで、勝って帰るためにヤマハスタジアムに参戦するのですから。

中継や録画が皆無な(速報は別) ゲームだからこそ、現地に向かうんですが、

のんびりした遠江(とおとうみ)行気分にひたすら浸るべく、ナイトゲームゆえに西日も薄らぐだろうと、バックスタンドを購入してしまいました。

ヤマハスタは全席指定を貫いているから、フタを開けたら、一体どんな観戦の趣きになるのか、不安と恍惚のふたつ我にあり、状態なのだ。

第16節(5/29)対横浜FM戦、ジュビロは、ホームであえなく敗戦。

次節(ホーム)鳥栖戦は 6/18 だから、けっこうな間が空く。

となれば、現在、順位15位(勝ち点15)で不調なところにもってきて、ホームで、3部チームに対しぶざまなゲームも披露できまい。

だから、これはもう、第一級のスタメンとサブの態勢で来る、ってのが僕の予想。

そんなこと、誰にでもわかるか?

対し、中3日でリーグ戦、それも遠地の鳥取でやるこっちがむしろ、ターンオーバーで向かっていくとは、なんとも不思議な光景ではありませんか。

向こうは、昨季は山雅に大勝していることだし、よもや、負けはしないだろう、と思っているはず。

いろんな意味での、鬱憤と情熱を爆発させる山雅、それを観られれば良し。

リーグ戦では、先制されたり同点になっても、スタジアムに感じられる根拠なき安心が在る。

これ、結局のところ、ゲームでやりあっている最中に感得される、彼我の技量差(こっちが優位) から来ている。

対ジュビロでは、こういったことも期待できませんが、

まぁ、いいや。

力量差からして、おのずとゲームの立ち位置は決まってくる。

つまり、ボールはジュビロが握り、こっちはスキやミスを衝き、ボールを奪って反転攻撃を狙う、という展開。

それは山雅にとっては親和性も高く、やり馴れたスタイル。

三回戦 (ベスト16、6/22 ) へのチケットは、いわば、ボーナス。

とにかく、失うものは、なーんにもない挑戦者が我ら、なのだ。

では。

(予告、ゲームレビュウは、6/3投稿の予定です)