乗り越えるべき いくつかの壁 (長野戦レビュウ その❷)

リーグ戦の4分の1、9節を終えたところで、勝ち点は、18。

ゲームあたり勝ち点2を積んでいて、上への道は射程に入れつつあるので、今のところは、一安心。

これから、7つのチームとの、初対戦(このリーグでの)が、待つ。

ゲームに譬えると、今、前半の22分頃を経過、という感じですが、
突き抜けるべき課題とは……、

❶自身のサッカースタイルと、力量差によるボール保持をどうやって整合させるのか?

これ、パルセイロ戦でもかなり露わになったことであって、もともとがボール奪取からの反転攻撃を得意とする我がチームではあっても、相手の緩い守備やボール際の緩慢があれば、どうしてもこっちがボールを握る現象が起きる。

そうなった場合は、陣形を整えて前を向いて待つ相手に対し、(後方からボールを動かして)侵攻する技量、アイデアをもっと深めないと、得点に結びつかない。

❷被ファールの多さをいかに凌ぐか?
沼津戦同様、長野戦でも、こちらが被ったファールはかなり多い。

特に、あの会場の雰囲気からなのか、パルセイロのプレイヤーが必死さを宿して喰いついて来た結果、被ファールは、17個。(こっちが犯したファールは、おそらく6~7個)

セットプレイを多く得られる反面、プレイヤーが損傷するリスクも増えるわけだから、いかにファールを防いでボールを運んでいくのか、という観点も大切になってくるように思います。

ところで、今節のジャッジは基準もマトモだったように思うけれど、後半、相手陣内深くで、パルセイロが犯したハンド。

誰の目にも明らかなハンドを、主審が見逃したのはいただけなかった。
至近で視ていたはずの線審、あれはアピールしなきゃあマヅイでしょうに!

❸前後半冒頭の 15分に賭けるやり方の深化が求められる
チームとしては、おそらくゲームを15分刻みで診ているのではないかと思いますが、前後半の開始15分までを、スロットル全開で向かう指針であるように見受けられます。

で、45分の中盤は、いかに中だるみしないかに目を配って采配し、後半の場合は、65分くらいを新戦力投入のタイミングとする……、そんな感じ。

その時の得点の有無にもよりますが、この時間帯に、前向きのエネルギーをどのようにして得点を挙げるのか?、が今後注目したいポイント。

……、とざっと書き下しておいて、次回レビュウその❸では、あの夜の雑感を。

では。