けれど 誤解は禁物。

なので、鹿児島戦レビュウその❷で述べた、チーム平均年齢について補足しておきます。

サッカーはなにも、年齢だけでやるものでもないでしょうが、我がチームの向かう方向を、ハッキリさせたかったつもりでした。

さて、ここで(在籍全員の)平均年齢を、他チームと比較してみるのも、なにかの参考になるか、と。(2022年2月1日現在)

山雅(登録37名)の平均は  ☞  25.6 歳。

これは、3部リーグでは、若い方から、9番目だから、ちょうど中間値。

山雅より若いのは、若い順に、讃岐(23.6歳)、いわき、福島、鳥取、北Q、沼津、長野、今治(25.04歳)。

乱暴な言い方をすれば、これら8チームと交戦する16ゲームは、こちらの若さを理由に言い訳はできない。

ゆえに、勝ち点48を、ここで〈固め打ち〉するくらいを目指して、練度豊富なゲーム戦略を採るのはどうだろうか?

では次に、2部リーグと、山雅のそれを比較すると……、

山雅は、第12位なんですな。

つまり、ここでもほぼ中位であって、特段、若いわけでもない。

上は、1位から、熊本(23.8歳)、栃木、水戸、徳島、金沢、ヴェルディ、盛岡、山形、甲府、新潟(25.42歳)……の11チーム。

これが、トップリーグになると、山雅の上には、7チームとなるが、決して少なくもない。

1位から、鹿島(24.5歳)、柏、清水、Fマリノス、湘南、浦和、鳥栖(25.4歳)。

回顧趣味の方々からは誹りをいただくかも知れませんが、山雅もここへ来て、出来上がったプレイヤーを採って投げ、のチーム編成から足を洗える季節がめぐってきた、と信じたい。

こうみてくると、チームにも、まるで一個人のように、意識的に若返りと成長を組み込んでいかないと、やがては、他の後塵を拝するだろう、ということでしょうかね。

神戸あたりにある、資金を武器に、高知名度でかき集めてこられるクラブでない限りは。

では。