昨日は、いろんな事情が重なって、アルウィン参戦はならず。
チノ氏との再会は、次々節にお預け。
ゆえに、DAZN画面に頼り切りの寸評になることを、はじめにお断りします。
〈舞い上がりもせず、落ち込みもせず〉
1 – 2 の敗戦。
底流のゲーム評は、プレビュウで想定した内容に尽きてしまうんですが、
鹿児島ユナイテッドは、やっぱり、強敵でありました。
あのサッカー、その出来はともかく、2部リーグで戦っていても遜色ない。
要は、このまま2部へ持っていっても、なんら違和感のないチームでした。
ですから、もしも J2 ならば、ああいったゲームを強いられるんだ、というリアルが、リーグ開始早々に取り戻せただけでも、良かったのではないでしょうか。
変な錯覚は、それこそ無用。
逆に言えば、鹿児島スタイルは、かならずしも、3部リーグの主流ではない。
なので、これから先、そこをキチンと見据えて準備すればいいのであって、
次の鹿児島との対戦(8/14予定)までに、どれだけチーム力を積み上げられるか?、との宿題をもらったと思えばいい。
〈やることやってる、ことを評価〉
やるべきことであるか、それはわかりませんが、戦術論で話ができつつあるのは、僕にとっては嬉しい流れ。
例えば、前半は、3 – 4 – 2 – 1 で入っておいて、劣勢なゲームを、こちらにたぐり寄せる手法として、後半は、4 – 4 – 2 にシフトするようなこと。
実際、このシフトチェンジが効いて、鹿児島が布陣変更に戸惑った結果、横山 歩夢を捕まえきれなくなった鹿児島ディフェンスのファール(PK)を誘えたわけです。
前半の、守備時は、1 – 4 – 5 になるやり方 。
これもそれほど破綻があったとは思っていませんが、過去2節で奏功したボールホルダーへの寄せが、残念ながら、鹿児島相手だと、チト通用しなかった部分はありました。
特に、サイドで数的優位に立たれてしまう展開のところ。
さて、システムの流動性がこれほどまでに高まれば、それに対応可となる(先発/サブ)プレイヤーの見極め、加えて、プレイヤー自身が、ユーティリティを身につけること、それが、直近の課題でありましょうか?
〈それでも、結果がすべて〉
これは、息子の決まり文句。
彼の、DAZN見逃し配信によるゲーム評は、― とにかくムダなボールロストが多過ぎる!、でありました。
確かに。
いくら鹿児島の寄せが鋭かったにせよ、そこは改善しないと。
相手は、ミスが極めて少ないサッカーでしたが、そこには山雅が、ボランチの#30 木村 拓志に自由にヤラセ過ぎた、って緩さもある。
次節の相模原も、おそらく、球際では負けない意思でくるでしょうから、そこは焦眉の急、と考えて手当てせよ。
そもそも、ルカオ不在だと、前線で収め、そこから前をめざす、という戦術を棄てざるを得なかった。
それに強風も加わって、ロングボール戦法はまったく役立たず。
そこを、どうするのか?
小松 蓮、榎本 樹の活かし方を含め。
4月いっぱいは、風に悩むアルウィンを覚悟するとして。
では。