あたかも客観的なフリをして、ご贔屓チームちゃっかり1位の順位予想にはウンザリ、と以前にも書いた。
そういうのはやってもいいが、切望的予想、とあらかじめ断るのが礼儀だと思う。
文字数制限のあるSNSが流行っていることもあってか、断りもなく、浅く無定見な言い切り型コメントが多過ぎるから、厄介なご時勢。
そんな中、たまたまYou Tubeで観た或る順位予想に、ひどく感服してしまったので、すこし触れておきます。
おもうに、この御方、京都サンガの熱烈シンパシーであられるようで、そのため、3部リーグに関しては、今季、きわめて中立的な立場とお見受けした。
さらに加え、昨季の2部リーグをかなり観ているはずなので、降格したチームの事情には詳しそう。
その予想の、おもな美点は……、
❶18チームをズラリと並べることは止めて、6位までを評価していること。
知りもしないのに、無理に当てはめない、という潔さ。
❷今冬の出入りを丁寧に追いかけていて、チーム力における新旧ギャップ(加算/減算) を抑えてあること。
❸順位づけの根拠がわかりやすく、あくまで自分の知見の限界を承知した上で、その根拠を明快に語っていること。
❹したがって、順位付けにおける各チームの課題が、リーグ参戦において克服すべき事がらとして腑に落ちること。 ……だ。
要は、順位をめざすには、クリアすべき課題(チャレンジ)はここだ、ということが飲み込めるよう仕立ててある。
古都にお住まいなのかは存じ申し上げないけれど、貴重な存在です。
で、お待ちかねの順位です。
第1位 相模原
第2位 愛媛
第3位 岐阜
第4位 富山
第5位 今治
第6位 松本
ランキングのポイントは、昨年2部リーグでの戦績、チーム編成(有効なタレント)、チーム戦術の継続性。
けっこういい視点で衝いているよなぁ、というのが、萬年式の感想。
たしかに、山雅、ここでの指摘内容を越えていかないと、これくらいが関の山かも、とは思います。
自分のチーム推しはともかく、こういうご意見も受け止めるのが、ファン&サポーターの度量というもの。
興味がお有りならば、You Tube で、原画をご覧あれ。
では。