それが、お国の名誉のためなのか、指導者としての権威アップなのか、または本人と家系の稼ぎのためなのか?
とにかくどんなことをやっても、クロをシロと言い張ってでも、競技会でトップを獲りたいのだ。
これって、追いつめられた学生諸君が眠眠打破を使って、徹夜でレポートを仕上げたり、愛を込めとか言って旦那に、タウリンの入った清涼飲料を飲ますのと、ほぼ同じノリで投薬しているんだろう。
若年だからどうのこうの、オリンピック委員会からの派遣ならば参加可だとか、ダブルスタンダードが組織の都合で推し通される事例は、この世にゴマンとあるわけで、こういうときに、さも正義をかざして責めるのも、大人げない。
とか言いいながら、チャイコフスキー、ピアノ協奏曲第1番(変ロ短調)を聴いているだけなんだけれど……。
註:『父と娘の歌』(1965年 日活)、シーっ!と、引用。
では。