もともとは、関西方面(越後も) の方言だったんですな、おちょくる、って言葉。
見下した態度で他人に接すること、を言うらしい。
これを露骨にやる者は、周囲からは、きっと愛されないだろう。
他人を攻撃するのは止めておくほうが、身のためだし、平和にも貢献する。
けれど、ある領域にあっては、上品に、かつ、批判的に遊んでみる、つまり、おちょくってみるのも楽しい。
楽曲に新しい解釈を施し、光を当てて蘇らせる、というのは、ライ クーダ― が地道にやってきたことであって、彼の音楽の最大の魅力だが、そんなようなことをやりまくっているサイトを最近見つけて、楽しんでいる。
そこから、ひとつご紹介するが、これを聴いていて、『Help!』(1965年発表) は、ビートルズにとっても、ロックンロール史にとっても、相当に画期的な曲だったんだなぁ、とふと、思えてきた。
この前触れた、チューリップや井上 陽水にとっては、ここらが音楽的ルーツでしょうかね。
〈Your Mother Should Know〉をなぞるような編曲。
演奏後の挨拶まで真似てみせて、いとお洒落なり。
では。