この前の土曜日。
午後をかけて、脱炭素ムーヴメントに、ささやかな抵抗を試みていた。
伐採した庭のモクセイの枝とか、そこらでかき集めた落ち葉を、猫の額の畑で、燃やし、燻り咽びながら、灰にしていたのだ。
あぁ、これで、ゴミの類いは一段落、とりあえずはなんにも無くなった、と独り言。
そしたら、『襟裳岬』(1974.1.151発売) の歌詞が浮かんできた。
へぇー、そこって春になってもなんにも無い場所なのかね?、とか考える。
だいたいがですね、襟裳岬の位置も満足に言えやしないことを、自分に恥じないと。
北海道をざっくりひし形とみなすと、最下端の頂点が、襟裳岬。
帯広市から、ほぼまっすぐに南下した、大地の行き止まり。
と言っても、こちとら、その距離感さえ解からないもんな。
せめても、春の季節感を、と思い、グーグルのストリートビュウを視たところ、撮影が、盛夏の8月。
暦だと、明日が、立春。
今はただ、太平洋の波が岸を洗う荒涼を、せいぜい想像するのみ。
では。