チームが始動するからには、さぁ、今シーズンに向けて!、といった気分を満たそう。
その第1回です。
前回データでお示ししたとおり、昨季、リーグ戦42試合のうち、80%の34ゲーム以上に出場したのは、5人だった。
うち、河合 秀人、鈴木 国友のふたりは、J2クラブからお声がかかって、今季もそのステージで戦う。
外山 凌については去就が確定していない(1/21 18:00現在)が、もし、2部チームへの移籍が叶えば、屋台骨を背負った(と言える) 5人のうち、3人がチームを離れることになる。
という意味では、残ってくれた佐藤 和弘と下川 陽太には感謝しかないんだが、
つまり、何を言いたいのか?
指揮官の評価、起用法がどうであれ、リーグ戦の8割方においてピッチを駆けていなければ、他所から声がかからない、プレイヤーとしての価値がなかなか認めさせられない、ということなんだ。
30数名の全プレイヤーに告げたいのは、競争に打ち克って、それくらいの出場をめざせ。
それが、真っ先にくるべきこと。
前にも指摘したけれど、降格の2年目に復帰がならなかった場合、チームを待ち受けるのは、(予算緊縮をベースにした)大胆なスクラップ&ビルド。
戦力の大半が流出、まったく新しい顔のチームにならざるを得ない。
だから、先季の後半と同じように、今季にしたって、わき腹にナイフを突っ立てられた状況で戦うことを忘れてはならない。
今季の終わる頃のことを、あまりバラ色に考えてもいないけれど、どちらに転ぶにせよ、プレイヤーにしてみれば、それなりの実績と戦績を作っておかないと、ますます自己の業界的な値打ちは下降してしまう。
チーム昇格のため、と言ってくれることは嬉しいが、プレイヤー諸君には、まづ自分の選手生命と値打ち、そして、家族のため、戦い抜いてもらいたい。
……、ということで、全34ゲーム中、27ゲーム以上に出場する者たちをどれだけ確保できるのか?
これを、チーム出来高の、重要指標として、見守ります。
では。