意気消沈した僕を慰めようと、(ブログを読んだ) 娘が、幼な子と撮った画像を50枚、家人のスマフォに送ってくれた。
今回は、優しい心根への、アンサーソングみたいなもんです。
ルーサー ヴァンドロス (1951~2005.7.1)が、脳血管障害で倒れる直前に、ヴォーカルを録音した曲。
享年54で亡くなる2年前の、2003年に発表された。
父さんと踊る
まだ無邪気だった子供のころ
父さんは 僕を高く差し上げると
母さんや僕と一緒に踊ったんだ
そして僕が眠りに落ちるまで ぐるぐるまわってくれた
それから 階段を登って 僕を寝室に運ぶ
そう、たしかに愛されてるって 僕にはわかった
もしも また 一緒に歩いたり 踊ったりできるなら
僕は 決して終わらない曲をかけよう
父さんと また 踊れたら とどんなにか願うことか
母さんと意見が合わなくなると
僕は 父さんのところに 駆けていく
すると 父さんは僕を笑わせて 懐柔するんだな
で 結局は 僕を 母さんの言ったことをするように仕向けてしまう
そんな日は 僕がベッドに入った夜に
父さんは シーツの下に 1ドル札を置いていく
僕は 父さんが僕の前からいなくなるなんて
ゆめゆめ思わなかった
ひとめ 父さんと逢えたなら ステップを踏めたなら
一緒に踊れたならば
僕は 決して終わらない曲をかけるんだ
時に 僕は ドアの外にたたずんで
母さんが 部屋で 父さんのために泣くの を聞く
僕は 母さんのために祈ります
僕のためなんかよりもずっと ずっと
毎夜 眠りに就く時に こんなことばかり
僕は 願っているのです
では。