試すに好機の水戸戦 (プレビュウ)

ホーリーホック、現在までのリーグ戦績は、勝ったり負けたりで 12位。

直近10試合は、2勝3分5敗で勝ち点9 (うち無得点ゲームが、5つ)。

山雅(勝ち点5)よりは、だいぶマシ。

けれど、決して芳しい成績でもない。
攻撃的であることを身上にしてやってきたチームなんだろうから、湿りがちな雰囲気は察せられる。

そうなると、中下位の順位にあるチームによる、それなりのゲームになるんだろうか、という楽しめない予感を打ち消そうとしているが、なかなか気持ちが高まらないで困っているのが、ホンネ。

そこで、敢えてこういう局面を観たい、というプレビュウになってしまう。

❶前節の山形ほどではないが、鋭いパスを縦に入れ、速い攻撃を仕掛ける。
どこからでも得点できるタレントが揃っているチーム。
― そういう見立てで戦うべきだろう。

その上で、こちらはそれを上まわる攻撃的な姿勢でやりあう、こういうのを観たいですね。

奮闘しているのは十分に承知しているんだが、河合 秀人を先発ではなくて、むしろ、ギアアップの切り札として、途中投入すべきと考える。

高い位置からの攻撃圧を意図するならば、3 – 5 – 2の、5のうちの3枚は、小手川、佐藤、前を並べてしまうのが、より強烈ではありませんかねぇ?

❷こだわりの証明として、工夫したセットプレイ(含むコーナーキック)を表現すること。
反則ポイントで、水戸はリーグワースト2位。
強度高い守備をしているとも言えるが、ファウルが多い。

ならば、被ファールで獲たチャンスを最大限に活かすことに専念したらどうか?

実際、水戸は、その失点の4割を〈セットプレイから〉していることでもあるし。

星 キョーワァンに、田中パウロのアシストでもって、頭で得点させてやりたいなぁ。

……と、今回は、どれだけ攻撃的な山雅になりつつあるのか、そしてどれだけ狡猾なセットプレイを仕掛けてくるか、ここに注目します。

では。