たまたまビル エヴァンスの、ダニーボーイが、車内に流れている時のこと。
― いいじゃない。こういう曲なんだよなぁ。とおっしゃる。
― いやいや、これに限らず常に極上のモノをご提供しているではありませんか。
― そうかしら? ねぇ。
……、ときたもんだ。
昨日まで再生していたのは、エヴァ キャシディ。
それにご不満があろうとは。
人の好みは、単に数十年を近くに暮らしているだけでは、合一、せめて、ごく近しいものへ、とは決してならないのが、現実ではありますな。
今度、こういうのを聴かしてみようか?、と思案する夏。
では。