※本文とは、ほとんど関係ないかもしれません。
某公共放送でやっている連続ドラマの主人公は、女優 浪花 千栄子 (1907~1973 )がモデルなんだそうな。
ずいぶん渋い選択だなぁ。
思うに、浪花が活躍したのが、昭和初期から1970年代、というのがミソ。
昭和の残光を嬉しく想う世代へのプレゼント、というわけだな。
本名が、南口(なんこう) キクノだった縁で、大塚製薬『オロナイン軟膏』のCFに登場。
この女優について萬年が知っているのは、ホーロー看板の中、両手でその製品を掲げて優しく微笑んでいる姿が、ほとんどすべて。
ただし、映画『悪名』(1961年大映) の中で見せた、女親分の演技。
あれは、凄みがあった!
この作品では、山茶花 究(さざんか きゅう 1914~1971 )が演じる、落ち目の親分役の演技と、いわば双璧でありました。
となると、主演 勝 新太郎 (1931~ 1997) の歌なんかを聴きたくなるわけです。
では。