父と娘と、音楽と。

ジョー氏の娘さんは、高校生なんだが、ペンタトニックス(Pentatonix)がお気に入り。
ゴスペルが、好きなジャンルのようだ。

この5人組のア カペラ グループは、賛美歌も多く取り上げているから、たしかに、ゴスペル風なアレンジは巧い。

なかなか良い趣味ではないか。
と思うんだが、オールディーズナンバーには興味が無いようです、とジョー氏は、残念そうに言う。

この親子の齟齬については、今日の若い世代が、ロックンロールのリズム感よりは、メロディアスな楽曲のほうにより惹かれる、としておこう。

で、そう言いながらも、レッド ガーランドのリリカルなピアノソロから始まる、マイルス デイビスの『My Funny Valentine』を、聴いてばかりの萬年ではある。

この演奏などは、相当にメロディアスだなぁ、と思うんですがね。

もちろん、ペンタトニックスは、またの機会にでも。

では。

〈コメント〉
らっこ さん より(2/8 19:56)
コメント失礼します。ジョー氏の娘、らっこです。
高校の体育の時間にダンスを習ったのですが、その時に踊ったのがPentatonixの「Can’t sleep love」でした。
初めてこの曲が流れた瞬間、なんてお洒落なんだ……と自分にビビっと来るものがありました。
人間の声とは思えないくらい重厚感のある安定したベース、スっと耳に入ってくる美しいハーモニー、それらに乗って自由に動く滑らかなメロディー……
今でさえ、聴いていると何とも言えない気持ちになります。
そして歌詞を調べてみると、この曲は「眠れないほどの愛をいつまでも渇望してしまう気持ち」がテーマにされているのだと思いました……。
眠れないほどの愛を渇望したら、愛を見つけた時、それが本当のものだとしても人間は不足を感じてしまうというか、渇望していたら愛が勿体ないのではないか、と私は思いました。
まぁ、自分はまだそんな愛を知らないから何とも言えませんが。いつか本当の愛を知ったあと「Can’t sleep love」を聴いたら今とは違う感じ方をするのでしょうか?
これも曲に出会うことの楽しさの1つだと思います。
コメント失礼しました。