昇格と故郷 の話

―福岡がね、トップリーグに昇格を決めたよ。

―アビスパのことやろ?、まぁ、どうでもいい、って感じ。
たとえギラバンツでも、北九ではほんと、マイナーです。

―ふーん。

―福岡と北九州では、そんなかな。
ただし、ソフバン(※プロ野球のソフトバンク)となると、分け隔てなく好きです。
こっちでは、松本と長野がやはり、仲の悪い街なんでしょう?

―反目し合っている、って訳でもないと思うけどね。
ところで、福岡/北九州は、下道で、車だとどのくらいかかるの?

―国道を走ると、2時間半くらいですかね。

―なるほど、松本/長野と似たり寄ったりの距離なんだ。

で、ジョー氏との会話は、この後、北九州発祥の〈資さんうどん〉(すけさん)の話題に移り、
さらには、『喝采』を作詞したのは、北九州の若松出身のお方である、という話になっていくのであった。

……、みたところ、ジョー氏はいまだに故郷北九州に格別の思いを抱く。

松本で見上げるこの空は、ずっとかの地まで続いているなぁ。

なんてことを想いながら、米国西海岸の陽光が溢れる曲『Ventura Highway』を聴く。

アメリカ(バンド名)による、1973年の楽曲。

では。