我らの現実 (2020リーグ 次節いよいよ成立)

COVID-19禍の中、今シーズンのJリーグは、(全カテゴリーとも)リーグ全体で日程の 75%、各チームが その50%を消化した時点で、リーグが成立することとなっている。
チーム毎50%の条件は、とっくにクリア。

残るは全体の75%消化なんだが、J1はすでに満足、

J2とJ3では、次節(それぞれ26、32節)のゲーム終了時点でその要件を満たす。
(註:正確には、 J3は4チームに未消化ゲームひとつあるが)

つまり、それ以降いつリーグが中止になったとしても、その時点の順位によって、昇格が決まる。

ディビジョン2では、現在の上位4チーム(徳島、福岡、長崎、北九州)のいづれかにほぼ絞られた、と観ていいだろう。

デビジョン3は、秋田は当確。

残り一枠には、熊本、相模原、長野、岐阜のどこか、というところ。
未消化ひとつの長野、岐阜はすこし有利か。
(秋田と相模原は、J2ライセンスを取得している)

秋田、といえば、久富 賢と中村 亮太。
また、相模原ならば、三島 康平。
岐阜だと、高崎 寛之。
―彼らにとっては、アウェイ山雅戦は、アルウィンへの凱旋になるわけだ。

とは言いながら、あと10試合少々を残した今、新卒やユースからの昇格ニュースがチラホラしているということは、来季の戦力外通告も同時並行してなされているのではないか。

となると、凱旋にしたところで、現所属が続いていれば、という条件つきに過ぎない。

山雅にとっても、従来の動向からすれば、現メンバーでそのまま来シーズン戦っているはずもない。
毎年、3分の1のプレイヤーが出入りしているのだから。

今季の札幌は、全プレイヤーと契約更新をおこなってリーグ戦に突入するという離れ業をやってみせたけれど、トップリーグに居ない限り、そして、チームによほどの求心力が無い限りは、無理な話だろうし。

柴田監督の状況では、実質誰が先頭で強化に動くんだよ?、と少々心もとない感はあるが、こうなったら、柿本 倫明、鐵戸 浩史の両氏が新しい風を吹き込むべく奮起するってもんでしょうかね。

一介のファンとしては、惜別を覚悟しながらも、現メンバーによる最後の仕上げ的ゲームを楽しむばかりではありますが。

では、今宵、初冬のアルウィンで。