階段をふたつは上がる (2020.11.1 山口戦レビュウ)

2 – 1 の 勝利。

開始早々からフルスロットル。

圧力をかけ続ける中で、セットプレイから1点、さらに向こうの守備陣を背走させて競いながらの、しぶといシュートで1点。

全体的には、佐藤 和弘をアンカーに置いた、3 – 5 – 2 が今後定番化するだろうな、と思わせる出来だったと思います。

チームの容貌が、勝利を伴って、カッキリと手応えを持って現れてきた。

階段をふたつぐらいは、確実に上がったと言えましょう。


これほどの眺望ではないにせよ、残りのリーグ戦、これだけのメンツを抱えて勝てないでいた不思議を、ぜひ紐解いて魅せてもらいたい。

このチームには。

陣形として、山口の 3トップに対し、3バックが、同数で巧く機能したのも良かった。

ただし、相手のゴールは、ディフェンス2人できちんと対応すれば、阻止できたもの。
空振りと無為が重なった、つまらん失点でした。

ただ、この失点によって1点差となったことで、ゲームそれからの60分間を、緊張感を持って、あれだけ、足と頭が停止せずに戦えたのも、また事実。

サッカーの妙味、ということ。

で、(昇格と降格とは縁のない今) みづからを鼓舞するためには、至近の目標をどこにおこうか、ということになる。

萬年的には、この5連戦が終えたあたりで、直接対決のある、町田、千葉の尻尾をとらえることができれば、と思っています。

15位への浮上、まづは、これでいきましょうか。

註: 画像は、大菩薩嶺より富士を望むの図 (版権帰属  オフィスウエストウッド 2020.10.31撮影)

では。