〈あれもこれもの時間は もう無い〉
リーグ戦も、前節で3分の2を消化した。
本日は、ギラヴァンツ北九州とアウェイの地で対戦だ。
お恥ずかしいが、萬年いよいよズボラになり果て、公式ハイライト映像、それも京都サンガFCによるものを観て、適当に書く、という有り様。
というのも、リーグ戦の局面は、善戦(good fight)などはもはや必要とせず、ひたすら勝つべし、というところへ突入しているからだ。
山雅にとっては。
残り3分の1、今季の通知簿の内容をでき得る限りマトモにしなければならず、
しかも来季へと糧を残さなければならず、そのためには勝利こそほしけれ、となるわけ。
まだ次の監督も決まっちゃいないけれど、2020シーズン、すこしでも上等に帯を巻くこと。
チマチマと勝ち点1を積んではいるが、そんなでは、テイク オフする前に滑走路が尽きてしまうぞ。
で、勝つためには、(相手よりも1点でも多く) ゴールを挙げなくてはならぬ。
捨て鉢になっているわけではないが、いくら無失点で堪えてみたところで、胸はもう張れない。
〈ひたすら攻撃的であれ〉
先制点を与えることはとっくにお馴染みの光景なんだから、たとえ先制されてもひっくり返す意思と戦略、これに専念しようではないか。
ゆえに、北九州の、一途にやり切る攻撃への対処に汲々としないで、みづからの攻撃を、より意図的に鋭利なものにすることに傾注だ。
前節の大宮は、凋落の匂いさえあった。
ゆえにあれだけボールを持てて、パスも積めたけれど、今節は、そんなに巧くはいくはずもない。
かっきり構築された守備網の周りを、足元へのパスをいくら繋いでみてもおそらくは詮無くて、パスを入れるにしても、スピードダウンしない攻撃、これに特化しよう。
相手の陣形が整うまえにフィニッシュしてしまうということ。
パスサッカーに挑んでいる看板を下げろとは、もちろん言いませんけれど、ワンタッチによる意表性、そこだけは外さないでお願いしますよ。
連戦も今節で一区切り。
ならば、できうる限り前節のメンツでやれば勝てる、それを証明するぐらいの気概を望みますね。
注文をつけるとしたら、前 貴之は冒頭からサイドバックに配し、シャドウに鈴木 雄斗を置くほうがいいのでは?
相手のファーストGK(永井 堅吾)が契約上不在であることを最大限に衝くのが眼目でしょう。
では。