1 – 1。やっと追いついてのドローゲーム。
頂を忘れるな (徳本峠2,135mより望む穂高連峰2020年10月撮影 版権所属:オフィスウエストウッド)
〈これこそ猛省ものでしょう〉
❶現状考えられるベストのメンバー。(ゆえに交代カードを全て切らず)
❷途中加入の前 貴之(シャドウ→後でサイドバックへ配転)、佐藤 和弘(アンカー)がほぼ申し分なくフィットしてしまった。
❸塚川 孝輝の攻撃性が、チームに帰還。
❹危ない場面はあったものの(サッカーは本来そういう局面が入り交ざる)、そこそこ攻撃にかける時間は持てた。
ディフェンスラインの落ち着きがその根底にはあり。
❺攻撃の方策が整理されてきて、シュートは 久々の16本。
❻ボールを持てた分、さらに気候的にエネルギー消耗が少なかったせいか、後半もパフォーマンスにかげりがあまりなかった。
以上のことから、ホンネは、見出しのとおり。
このメンツ、ゲームの様相、対戦相手の迫力からすれば、これで勝ち点 3 を手中にできなければ、なにをか言わんや。
いまだボールを手放したい、逃げの気持ちが垣間見えるのはどうしたものか?
手中にしたら常に突破をもくろむ者、あるいは、もらいたくてうずうずしている者よ、もっと出てこい。
ただし、今季のテイタラクにつきあってここまで来ると、当方にも変な耐性がそなわっちゃたったから、まぁ、こんなもんかな、で終わってしまうんですよね。
前と佐藤の加入が吉と出たから、良しとするか?、などと言い聞かせて……。
〈時の流れはかくもチームを変える〉
しかし、観衆の臨場感、スタジアムの熱気はべつにしても、
山雅 vs 大宮、2年前に比ぶればなんとまぁ、それなりのチーム同士の対戦に落ち着いてしまったことか、と感慨深く観ておりました。
昨夜のゲーム、このリーグにあってそれほど凡庸なゲームではなかったが、けれど、両チームに備わる迫力が、かつてより数段落ちている。
特に、アルディージャ、守備はもともと褒められたもんじゃあなかったが、攻撃面が格段に恐ろしくなくなった。
メンツなのか、戦法なのか?
喰いつかせておいて裏(中央またはサイド)をとる、あるいはカウンター攻撃、こういう明確さはわかるけれど、なにしろ脅威に欠けた。
イバも強いが、新鮮味が乏しいし、黒川 淳史は思ったほど目立たないし。
#10背負ってあれじゃ、まさか本人も満足してはいまい。
結局は自分の心の中、どうやってゲーム評価の落としどころを捜そうか?、と悩むことがいちばんしんどい。
それと、しんどいついでに指摘しておくが、主審のジャッジの笛が遅すぎたのには、閉口。
この人どうやら、ファールかどうかを、プレイヤーの倒れ方や痛がり方で判断しているんだろう。
アルディージャのほうがたんと痛がっていて、これも戦略だったに違いない。
こういうのはご勘弁願いたいな、まったく。
では。