……、これだけは言っておきたいことがあって。
お店に入って、品定めをしていた家人が、
―かわっいい~! 、と語尾をふあっと伸ばし、うわずった声をお立てになった。
―おいおい、そのボキャブラリ、分別をわきまえたご婦人が使っちゃあマズイでしょうが……。
その場で反論もなかったけれど、別のお店で再び口にしていたから、どうも聞いて(効いて?)いなかったらしい。
カワイイ、キモイ、それから、ヤバイ、は、これ以外に感情吐露のしかたを知らないテーンエイジャー(の女性) の、いわば三種の神器なのだ。
だから、もっと洒落た感性表現ができるであろう人生の経験豊かなご婦人が、口にする言葉ではありません。
それとも、あえて口にすることで、みずからを若く感じ、かつ、若く見られたいのか知らん?
では。
〈コメント〉
☞つーさん より (10/6 9:56)
やばいよ、やばいよ。
テレビなど見ていると、カッコいい芸能人を見かけた若い女性達が
私、先日散歩をしていたら近所の女子中学生にやばいを連発された
そんな区別も出来ない自分が1番ヤバイ。
では、また。
では、また。
☞萬年 より (10/6 15:32)
感嘆したことを、ヤバい、と表現しているようですね、主に。
数十年前は、その筋の方々が専売特許でご使用なさっていました。
要は、業界の者であることを周囲に明示する語彙だった。
感嘆したことを、ヤバい、と表現しているようですね、主に。
数十年前は、その筋の方々が専売特許でご使用なさっていました。
要は、業界の者であることを周囲に明示する語彙だった。
もちろん、原 節子は決して口にしなかったでしょう。(時代錯誤か)
☞ジョー氏 より (10/7 6:47)
先日同じような事が我が家にもありましたよ。
娘(17歳)と嫁さんが、韓国のアイドルグループのYouTub 娘と2人で、ヤバイ、ヤバイ、可愛くない?カッコよくない?と。 で、その後、嫁さんをつかまえ、こう言いました。 “お前さぁ、娘と一緒にはしゃぎたい気持ちは分かるけんど、40 嫁はすかさず反論し “娘に合わせて会話してるんだから、良いの!アンタには関係ない うーん?と思いましたが、このまま”ヤバイ”で口論してもしょう 多分、外でも言ってますな、あの感じですと……
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