たまにメールのやりとりをしている旧友からのメール。
彼が昔から(おそらく嫌になるほど)たくさん聴き、あるいは演ったであろう、
ビートルズのナンバー(Hey Jude) をカヴァーしているYouTubeのテスト動画が添付されている。
動画の出来について意見を訊きたいとのこと。
これからじっくりと視聴して、思うところを書き送ろうと思っている。
ビートルズかぁ……。
すると、ジョージ ハリソン(1943 ~ 2001) の詞の一節が頭に浮かぶ。
―With eyery mistake, we must surely be learning
失敗するたびに、学ばないとな。
僕たちの世代の大方は、退屈な高校の授業からでなくて、こういう歌詞で英語のイディオムを多く識った。
老いぼれた山雅ファンとなった今、現在の苦闘に、この言葉が重なって想起されるとは。
さらに、こんな歌詞でみづからを元気づける。
―I have to admit it’s getting better
良くなっているって 認めていいんじゃないか。(by レノン&マッカートニー)
点でなく線でみれば、山雅の目指す地点と進歩は可視化されている、と思っているのだ。
たとえ、勝ち点は、点であるゲームの結果で積む、としても。
今回は、フィル スペクターの『To Know Him Is To Love Him』(テディベアズ、1959年発表)を ビートルズがカヴァーしたやつ。
お、マジメに演ってるじゃん。
なお、元歌は女性がリードヴォーカル、ここは男性が歌うので him ➩her となります。
では。
〈コメント〉
☞つー さんより (8/29 16:50)
性格の向上より生活の向上を
人生に躓く度に、これは神が与えた試練、それを乗り越えれば人は
失敗の度、「逃げるが勝ち」「触らぬ神に祟りなし」「君子危うき
けれども、成長しないまま老いぼれを自覚するこの歳まで来てしま
むしろ良くなっていると認めていいんじゃないかと思う。
性格は向上せずとも、人生なんとか成るものだ。
では、また。