―これだけ人間が訪れないんだから、いまごろ上高地、楽園化しているんでは?
―いろんな意味で、生態系がくずれているかも知れませんね。
COVID-19で、ガイドの仕事が皆無になって久しいジャガー氏との会話。
山系によっては、梅雨明けを待って開業する山小屋もあるようだけれど、今シーズンはもうやらない処もあるとか。
テント背負って単独行で入山、という手があるが、各県は山へは来てもらいたくないんだろうし。
となると、ターミガン(雷鳥)。
人間の邪魔がなくなって、セイセイしてるんだろうか?
せめては、庭に盛んに咲きだした二輪草に、上高地を夢想しよう。
では。